医師の世界の派閥は想像以上にシビア

どこの世界にも、ある程度派閥というものが存在しています。
その繋がりが非常に強いものや、形としてはあるけれどもはや形骸化しているものもあるでしょう。

国民にはなかなか見えてこない派閥といえば、医師の世界にあるそれではないでしょうか。
政治家のそれは、具体的にどのようになっているのかわからずとも、メディアやマスコミを通して伝わってくることもあります。

ドラマや映画、小説などを通して医師や病院のそのような裏の世界を垣間見ることはありますが、現実は想像以上にシビアです。

ただ、それも昔よりはだいぶソフトになってきました。
昔ほどガチガチに固められた組織というのは、徐々に減ってきていることは間違いありません。

それでも、未だに残る医局や派閥という考え方。
医局の存在そのものは決して問題とはならないのかもしれませんが、それに縛られ自由に活動できないとなると、縛られている側としては非常に厄介なものとなります。

「思い切って辞める」勇気が必要不可欠

では、その医局等から脱する、辞めたいと思ったら、簡単に辞められるものなのでしょうか。
これは、人や医療機関によるとしか言えません。
円満に辞められる人もいれば、トラブルに巻き込まれる、あるいは少々こじれてしまう人もいます。

多くの人数を抱えておきたいというトップの意向に反することもありますし、それとは別に感情論として「裏切り者」などとレッテルを貼られてしまうこともあるでしょう。

それでも辞めたいと思ったら、思い切って辞めるしかないのではないでしょうか。
少々雑な言い方ですが、この「思い切り」はとても重要なことですし、医師の転職には必要不可欠な要素です。

医師は医局や派閥に守られているという考え方もできます。
円満に退局できたとしても、そこから飛び出して何が得られるのか非常に不安になることもあるでしょう。
それも含めて「医師の転職」と言えるのではないでしょうか。

強い意志と、医師としての能力を持っていれば、転職はうまくいくはず。
いつまでも活動等が縛られてしまう組織の中にいるよりも、自身の能力を信じて飛び出した方が、キャリア全体を見回した時には有意義なものとなり得ます。

転職することを医局に伝える前に転職先の目処をつけてスムーズに転職

医局の辞め方を一言で言えば、転職をすること、こうなります。

当たり前なのですが、「転職をする!」という決意を強くしなければ、何事も中途半端になってしまいます。
期間的に余裕を持ちながら、正直な気持ちや状況を丁寧に説明し、そして納得してもらうしかありません。

そのためには転職先に目処をつけておくことも重要。
医局に伝える前に医師専門の転職コンサルタントに相談するなどし、転職するための動きを加速させておくことで、そのような状況を作り出すことができます。
思い切って転職に向けて動き出すことこそ、スムーズな医局の辞め方となる、と覚えておきましょう。